川崎区選出の市議会議員団は11月28日、来年度の市の予算編成に向けた要望書を福田紀彦市長に提出した。 (11月28日起稿)
議員団は、飯塚正良氏(民進みらい)、岩崎善幸氏(公明)、片柳進氏(共産)、坂本茂氏(自民)、佐野仁昭氏(共産)、嶋崎嘉夫氏(自民)、浜田昌利氏(公明)、林敏夫氏(民進みらい)、林浩美氏(無所属)の9氏。このうち、7氏が市長を訪れた。
要望書は毎年、予算編成が本格化するこの時期に提出している。
今年は川崎・砂子の里史料館が閉館したことを受け、浮世絵などの文化遺産の散逸を防ぐ手立てを求めた。また、東扇島から川崎駅間の渋滞解消に向けた対策などを新たに要望。さいか屋跡地の有効活用や川崎駅東口周辺の放置自転車対策の推進、舗装道路補修事業の推進、国道409号線整備計画の早期実現についても引き続き取り組むよう求めた。
一方、羽田空港の再拡張・国際化に伴う再整備や川崎港振興に向けた横浜川崎国際港湾(株)との連携強化の要望については、共産党の2氏を除く7氏の要望となった。
要望書は幹事を務める林敏夫議員が福田市長に手渡した。これに対し、福田市長は「様々な施策俯瞰して取り組む」と述べた。
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