学級担任に、卑弥呼、聖徳太子、源頼朝、織田信長、徳川家康、野口英世の6人が立候補。当選したのは、45票を獲得した野口英世――。
幸区の戸手小学校(戸手本町)でそんなユニークな選挙が3月7日に開かれた。催しは川崎市選挙管理委員会と幸区選挙管理委員会が6年生の児童を対象に主権者教育の一環として行った。
「歴史上の人物で担任になるなら誰がいいか」をテーマに、子どもたちは立候補者の選挙ポスターを作成。応援演説を行うなど、まさに本番さながらの選挙戦が繰り広げられた。最後は実際の選挙で使用する投票箱に候補者名を記入した用紙を入れて決めた。
当選した野口英世の応援演説では、野口の「学問に障害は関係ない」という言葉を引き「野口なら学校のいじめを無くせる」の呼びかけが”有権者”の心をつかんだようだった。
模擬投票を通じ子どもたちからは「授業で学んだ知識を活かして投票できた」「自分で投票する責任感を感じた」といった声が聞かれたという。
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