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シーズン到来 初心者でも楽しめるアメリカンフットボール観戦術 第1人者が指南
春の訪れとともに、アメリカンフットボール(アメフット)シーズンがまもなく始まる。「富士通スタジアム川崎」(川崎区富士見)では国内社会人最高峰のXリーグの「パールボウル」や強豪大学がしのぎを削る「川崎シリーズ」が行われる。富士通スタジアム川崎でのアメフットの醍醐味について、NHKアメフット解説者として活躍し、富士通フロンティアーズ副部長の輿(こし)亮(まこと)さんから聞いた。
「これだけ観客席とフィールドが近いスタジアムは日本に多くはない。それがここの魅力」。開口一番、輿さんはこう語る。オペラグラスなしでプレーを間近で観戦できる上、選手の声、指令伝達の声が聞こえてくる。近年はケガが起きにくい指導をしているとはいえ、それでも防具がぶつかり合う迫力ある音にも驚くはず。「音だけでも、アメフットを知らない人が楽しむことができる」という。
試合が始まると、オフェンスとディフェンスに分かれてゲームが行われる。初めはどうしてもボールの行方を追いかけがちになるが輿さんは、攻撃の前進を停めるディフェンス側の「2列目のプレーに注目してもらいたい」と語る。ラインバッカー(LB)と呼ばれ、多様なプレーに関わる彼らの走りだしはチーターが獲物を見つけ追いかけるさまを見ているかのよう。ヘルメットで顔は見えないが富士通フロンティアーズには日本代表で活躍する竹内修平選手がおり、なかなかのイケメンだ。
プレー以外ではチアのパフォーマンスも見どころの一つで楽しさと盛り上がりを体感できる。
最後に「ルールを知るより、まずは試合を見続けて流れをつかむことが大事」と輿さんはアドバイスをおくってくれた。
パールボウル川崎シリーズ開幕
富士通スタジアム川崎では、社会人アメリカンフットボールXリーグの春の東日本王者を決める「パールボウル」と川崎市アメリカンフットボール協会が主催する「川崎シリーズ」が来月から始まる。
パールボウルは4月22日に開幕。地元川崎に拠点を置く富士通フロンティアーズやアサヒビールシルバースターをはじめ12チームが4ブロックに分かれてトーナメント戦を繰り広げる。各ブロックの1位が6月4日(日)に準決勝を行い、6月19日(月)の東京ドームで王者決める。
「川崎シリーズ」は慶應義塾大学、早稲田大学、専修大学、中央大学などの実力校が集結し、熱戦を繰り広げる。同志社大学や近畿大学も出場し、日ごろの大学リーグ戦では見られない試合が行われる。
川崎市アメリカンフットボール協会
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4月19日
4月12日