県政報告 厚生常任委員会委員長 就任にあたって 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
5月15日、平成29年度神奈川県議会第2回定例会が開会しました。
私は本年度、保健福祉局の仕事について審査する「厚生常任委員会」の委員長を拝命しました。
保健福祉局の仕事は、高齢化対策、障がい者の自立と社会参加の支援、医師・看護師の確保対策、がんや肝炎、感染症等の対策、食の安全・安心確保に向けた取り組み、健康づくりの推進など非常に幅広い分野にまたがります。それら全てが「いのち」と「くらし」に直結する事から、県民の皆さまからは大きな関心と期待が寄せられています。本委員会に課せられた責務は大きく、改めてその職責の重さを痛感しています。
「ともに生きる社会かながわ」を目指して
昨年7月26日、障害者支援施設である県立津久井やまゆり園で19人が死亡し、27人が負傷する大変痛ましい事件が発生しました。この事件は、障害者に対する偏見や差別的思想から引き起こされたと伝えられ、障がい者やそのご家族のみならず、多くの方々に言いようのない衝撃と不安を与えました。県議会では、このような事件が二度と繰り返されないようにとの強い決意を表明するため再発防止と共生社会の実現を目指す決議を全会一致で可決。さらに神奈川県と共同して「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定しました。本年は、この憲章を広く県民の皆さまに伝え、ともに行動していただく「実行の年」にしなくてはなりません。
「いのち」を大切にする動物保護センターを
また、県の動物保護センターの立て替えも大きな局面をむかえます。
平成26年12月16日、私は本会議で、動物保護センターの立て替えとそのための基金の創設を提案しました。同センターは設立から40年以上が経過し、老朽化が激しく、また殺処分が目的で建てられたため、動物愛護の拠点とは言い難いものです。いよいよ本年は、どのような施設を、いつまでに建設するのかといった具体的な計画を示さなければなりません。殺処分ゼロを実現した神奈川県にふさわしいセンターの設立を目指してまいります。
課題は山積していますが、県民の皆さまの健康と福祉の向上を図るため、全力で取り組んでまいります。
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市政レポート
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