神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年6月23日 エリアトップへ

多目的ホール「ラゾーナ川崎プラザソル」の館長に6月1日付で就任した 高畠 正晶さん 中原区在住 61歳

公開:2017年6月23日

  • LINE
  • hatena

笑いを誘う俳人

 ○…川崎駅西口の商業施設ラゾーナ川崎にあるホール「ラゾーナ川崎プラザソル」の館長に就任し、運営に奮闘する。寄席や演劇、ライブなどに使われる同館の席数は約200と、周辺の施設に比べて小規模。その分、舞台と観客の距離が近く、一体感を味わいやすいのが魅力だという。「幅広い世代の人が笑いや感動を共有できる場所にしていきたい」と意気込む。また若い世代の来場を増やせるよう、若手の公演支援やPRにも力を入れていく。

 ○…大学卒業後、川崎市役所に入庁し、定年まで主に生涯学習に携わった。教育文化会館館長時代には、2015年に多摩川で中1生が殺害された事件が発生。二度と同じ事件が発生しないよう、子どもが集まる施設の館長を招いた講演会を開催し、地域で子どもを育む必要性を市民に訴えた。「行政だけでできることは限られている。子どもへの声掛けなど地域の人が自分にできることから始めて、地域の人との関わりを増やすことが必要」。

 ○…中原区生まれ、中原区育ち。性格は「真面目で嫌なことはすぐに忘れるタイプ」と、切り替えが早い。朝はラゾーナ川崎内でコーヒーを買い、シャキッと目を覚まして業務に臨む。日中は収支やイベントの報告書作成など、裏方として館の運営を支える。終業後の楽しみは、飲みに行くこと。「川崎の飲み屋は大体行った」と微笑む。常連同士でテレビを観ながら酒を酌み交わし、リフレッシュする。

 ○…趣味は「長い老後の楽しみを作りたい」と約5年前に始めた俳句。現在は月1回の句会に参加し、仲間との交流を楽しむ。花見を兼ねて函館まで足を延ばすこともある。ダジャレを交えた句が好評で、講師からは「正岡子規や松尾芭蕉がいなければ、俳句の巨匠になっていたのでは」と評されるほど。ダジャレは「会話をスムーズにするために必要なもの」。若手の多い職場では冗談で空気を和ませ、働きやすい環境を作る。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook