神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年9月8日 エリアトップへ

川崎区で開催、世界最高峰のブレイクダンス・バトル『Red Bull BC One』の日本代表に決定した STEEZ(スティーズ)さん(本名 津雲 勇太) 高津区在住 30歳

公開:2017年9月8日

  • LINE
  • hatena

人と人をつなぐ感覚に夢中

 ○…8月6日に川崎ルフロンで開かれた、世界最高峰ブレイクダンス・バトル『Red Bull BC One』の日本代表決定戦で初優勝。11月にオランダ・アムステルダムで開催される世界大会出場をかけて、その数日前に同地で行われる世界最終予選に出場する。「観ている人の記憶に残るようなカッコいいパフォーマンスをしようと意識していたが、地元開催で、仲間や指導している生徒、そして親も応援に来ていたので、気持ちが入った。それが勝因かな」と笑顔。

 〇…テレビでタレントの岡村隆史が踊っている姿やストリートダンスと友情を描いた映画『ユー・ガット・サーブド』を観てダンスに興味を持ち、大学生でB-BOY(ブレイクダンサーの呼称)の聖地「溝ノ口駅」にデビュー。ダンスをやっていた姉の紹介で、世界大会優勝経験もある石川勝之さんと出会い、指導を受けた。当初は本気ではなかったそうだが、練習や大会での様々な環境下の人との出会いから刺激を受け、徐々にのめり込んでいった。「ダンスのおかげで世界に友達ができた。英語も話せるようになった。人と人がつながる感覚。それが一番の魅力」と精悍な表情で語る。

 〇…高津区で生まれ育ち現在も暮らす。川崎北高校時代はサッカーに青春を注いだ。子どもの頃から好奇心旺盛で活発だった。現在は練習、大会出場以外に普段は石川さんがオーナーを務める事務所でアパレルブランドマネージャーを務めているほか、同じくスタジオで後進の指導も行うなど多忙な日々を送る。

 〇…世界最終予選には各国の優勝者30人ほどが出場し、1人だけが世界大会に進める。「ハイレベルは自覚している。とにかく自分にしかできないことを出していきたい」と意気込む。「川崎市から世界へという道筋ができた。自分自身の精進を続け、地元から世界に羽ばたく次世代の人材も育てていきたい」。その目は世界と未来を見つめる。
 

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook