アンプティサッカーの第7回日本選手権大会が11月11日(土)と12日(日)、川崎区富士見の富士通スタジアム川崎で開かれ、中央大学商学部の学生たちが大会の盛り上げに協力している。
参加するのは、中央大学商学部で渡辺岳夫教授が受け持つ「ビジネス・チャレンジ講座」で学ぶ学生達。同大会の運営マネジメントや広報、イベント企画、スポンサー営業、飲食店誘致などに取り組んでいる。
アンプティサッカーは、事故などで腕や脚を切断した人たちがクラッチと呼ばれる杖を使ってプレーする競技で海外での普及は急速に広まっている。一方、日本での認知度は途上で昨年の同スタジアムで行われた選手権大会の集客は1千人ほどだ。4年生で広報責任者の玉置祐太郎さんは「今回は4千人の集客を目指す」と意気込む。
ポスター作製では激しい接触プレーやスピード感あふれる競技の魅力を込めて「ぼくたちは、義足を外して戦う」とのキャッチフレーズを考案。ポスター貼りの際には競技の醍醐味を伝えながら賛同者を広げた。
大会当日のイベントで全国から参加する9チームのご当地グルメを販売。地元商店街とのコラボ企画も実施し、「地域経済の活性にもつなげる」と2年生の増倉奈保子さんは語る。
同大会は、初日は午後0時30分から7時30分、2日目は午前9時30分から午後3時30分。雨天決行で入場無料。
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