川崎区内の殿町夜光地域の年末「大掃除」が1日に行われた。地元に工場を置く企業や行政関係者に加え、殿町に道場を構える女子プロレス「ディアナ」も緊急”参戦”、総勢約1100人による清掃となった。
沿道には青、緑、黒などそれぞれの企業のユニフォーム姿のスタッフが登場。ゴミを拾って歩いた。
今回集まったゴミは袋にして570に及んだ。
この一斉清掃は社会貢献の一環として同地域の立地企業・団体有志で2007年からスタート。不法投棄が多く、周辺道路が汚れていたことをから個別に清掃はしていたが、周辺への波及効果も含め、一斉活動に取り組むことにしたという。
年々参加企業も増え、活動は拡大。15年には中心的な活動をする旭化成が、市からエコに貢献した企業等に送られるスマートライフスタイル大賞にも選ばれた。
また、清掃活動を通して企業間の絆も生まれた。活動後には反省会があり、「災害時助け合え顔の見える関係も生まれてきている」と旭化成川崎製造所の中村さんは話す。
参加企業等は以下の通り。旭化成、日本ゼオン、日本冶金工業、JXTGエネルギー、川崎オキシトン、前田建設工業、大興運輸倉庫、第一コンクリート、東亜建設工業、大同特殊鋼、日本触媒、前田道路、ローソン、タケエイ、上下水道局入江崎周辺工事委託企業、ワールド女子プロレス・ディアナ。
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