神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2018年1月19日 エリアトップへ

第72回市町村対抗「かながわ駅伝」川崎市選抜チームの監督に就任した 鈴木 大さん 市立川崎高校附属中学校教諭 44歳

公開:2018年1月19日

  • LINE
  • hatena

鋭い観察眼に定評

 ○…2月11日に行われる県内市町村対抗「第72回かながわ駅伝」の川崎市チームの監督に就任した。大会を通じて次世代を担う中学生選手を育てていく川崎市陸上競技協会の方針の中、「様々な学校関係者から寄せられる信頼の厚さとしっかりとした観察眼」(皆川敏明市陸上競技会理事長)で抜擢されたという。「学校の陸上部で見る監督の立場と市内各地から集まる選抜メンバーを見るのは違う仕事。どういうものなのか探っている」。メンバーについては「力のある選手が揃った。優勝も狙える位置にいる 川崎市として一つの目標に向かって挑戦すれば結果が見えてくる」と力を込める。

 ○…川崎区中島の市立川崎高校附属中学校で保健体育を教える。学生時代、陸上部の後輩を指導していた中、教えることで選手が変わっていく様子に嬉しさを覚えた。教師の世界に興味を持ったきっかけだ。大学卒業後、教師生活をスタートし、南大師、王禅寺、野川、橘中学校で教壇に立った。当初は非常勤講師として働き、正規採用まで9年かかった苦労人だ。

 ○…陸上競技は「努力した分だけ結果を実感できるスポーツ」という。宮前区出身で有馬中学校時代に陸上競技を始め、川崎北高校、東海大学で続けた。中長距離(800メートル、1500メートル)の選手だったが「中学校駅伝では市大会で優勝、県で3位を獲得した程度。足は遅かったし、スポーツは得意だと思ったことはないんですよ」

 ○…競技を続けながら関心を持ったのは、足の速い選手の体の使い方。効率よく速く走る技術を追求したカール・ルイスさんやウサイン・ボルトさんの走りには唸った。前任の菅中学校時代、自身が描く無駄のない理想の走りを見せた生徒がいた。その生徒は都道府県駅伝でも活躍。「こうした選手を輩出できるようにもしていきたい」とも力を込めた。妻、一男一女の4人家族。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook