川崎マリエン(川崎区東扇島)主催の写真コンクールで幸区在住の小島満男さん(82)=写真右=が金賞を受賞した。昨年に引き続き2年連続の受賞だ。
受賞作「ブルーライトに映える」=写真左=はライトアップされた川崎マリエンを収めた写真で「車の屋根に映ったマリエンがポイント」なのだそうだ。
プロ写真家の故岡田紅葉氏の富士山の写真に憧れて、カメラを始めた。1958年、高卒の初任給が8千円だった頃、4万8千円で買ったキヤノンのカメラは今でも大事にとってある。
風景写真が好きで若い頃は車で夜出発し、富士山と朝日を撮りに行ったり、尾瀬ヶ原の朝靄を撮りに行ったりもした。
75歳の時に車の運転をやめてからは近場が撮影場となり、工場夜景を撮るようになった。昨年の受賞作は工場夜景だった。
川崎マリエンは地元から近く、周囲には高い建物もないので、遠くには富士山、北には東京タワー、スカイツリー、対岸の千葉の工場群も見え、格好の撮影スポットでお気に入りとのこと。
いい写真を撮る秘訣を聞くと「しっかりイメージを固め、自然に与えられた一瞬のチャンスをいかにキャッチするか」と答えたくれた。
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