川崎区にある介護老人福祉施設桜寿園の高山信吾さん(39)は、元ミュージシャン志望。現職以前はライブハウスで演奏したり、音楽会社にデモテープなどを送っていた。
そんな高山さんが介護業界に足を踏み入れたのは26歳の時。高校の恩師が出演できなくなった同園のクリスマス会でピンチヒッターを頼まれ、入居者へ歌を披露した。たまたまヘルパー2級の資格を持っていたこともあり、その日のうちに施設見学に誘われた。
お年寄りは結晶性記憶に優れており、昔の楽曲を歌うと普通に話しかけるよりも喜んでもらえるという。
「入居者の方々にあわせて日々対応の仕方を変えていくライブ感が求められます。介護ってライブと一緒かもと気が付きました」と高山さん。
将来は社会福祉士の資格取得を目標とし、これからも「ライブ」へ精を出す。
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