感謝状を手にする高橋さん（右）と田中署長
幸スポーツセンター（幸区戸手１）の高橋創一副館長が人命救助を行ったとして幸消防署から感謝状が贈呈された。
高橋さんは４月28日の午後８時頃、同施設体育館内でバスケットボールを行っていた41歳男性が心肺停止となり、駆け付けた。現場に居合わせた男性医師と思われる人が心臓マッサージを施しており、高橋さんはそれを引き継ぎ、３分ほどマッサージを行った後、ＡＥＤを１回実施、再度マッサージを10回ほど行って心肺蘇生をした。救命センターに搬送された男性は１週間後には退院をした。
高橋さんによると、同センター職員は毎勤務ごとに心臓マッサージなどの訓練を行っており、日頃の訓練が実を結んだという。
幸消防署では「男性医師」と高橋さんに感謝状を贈ろうとしたが、「医師」は固辞したため、高橋さんだけに贈呈。
田中信一署長は「利用者が多い施設でこのような救命処置をしていただけたことは心強い。今後も利用者のために訓練を欠かさず行って頂けたらと思います」と語った。
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