県政報告 ヘリコプターで「あおり運転」を取り締まり 県会議員（川崎区選出）公明党 西村くにこ
危険はいつも近くに
昨年６月、東名高速道路で、あおり運転を原因とする悲惨な交通事故が発生しました。家族旅行の帰り道に子どもたちの目の前で両親の命が奪われた、あまりにも衝撃的なこの事故は、全国的に報道され、私のもとにも悪質・危険な運転に対する厳正な対処を望む声が多く寄せられました。
２０１６年６月に日本自動車連盟（ＪＡＦ）が行った交通マナーに関するアンケート調査によると、「後方から他のドライバーにあおられることはありますか？」との問いに対し、「よくある」７・９％、「時々ある」46・６％、また、「あまりない」と答えた人は39・８％でしたが、運転中にあおられた経験が１度でもあるドライバーは、実に94・３％に上ります。
空飛ぶ防犯カメラ!?
私は本会議での代表質問で、あおり運転等の悪質・危険な運転を一掃するためにヘリコプターとパトカーや白バイが連携した空陸一体の取り締まりを提案しました。神奈川県警ではこれまでも、東名高速道路で渋滞時に路側帯を走行する違反車両を取り締まるためヘリコプターを活用してきました。また、通常の警戒活動の中で、上空から悪質・危険な運転を見つけた時は、高速道路交通警察隊等に無線連絡をするなどの対応を図っています。私からは、いち早く駆けつけることができるだけでなく、広範囲を見渡せる「空飛ぶ防犯カメラ」として、ヘリコプターによる取り締まり強化の周知を図ることでドライバーの安全運転に対する意識が高まり、抑止効果もあると訴えました。それに対し、斉藤実警察本部長は、今後、ヘリコプターとパトカー等との連携を一層強化し、空陸一体となった取り締まりを行い、いわゆる「あおり運転」等の悪質・危険な運転の抑止に努めると答えました。
これからも県民の「いのち」を守る安全対策を強化してまいります。
上空からの監視を強化
|
川崎区・幸区版の意見広告・議会報告最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
