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川崎区・幸区版 公開:2018年7月27日 エリアトップへ

市政リポート 地域の危険度や実情を加味した避難所毎のシミュレーションを! 川崎市議会議員 野田まさゆき 自民党

公開:2018年7月27日

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受け入れオーバーの避難所が区内にも

 西日本豪雨災害並びに大阪北部地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 発災時、被災や余震への不安、情報収集などで、指定避難所には多くの人が殺到し、大混乱に陥るのは容易に想像できます。

現在川崎市では、避難所で生活を余儀なくされる想定避難生活者数を町丁別の人口データで按分試算する中、区内にも受け入れ人数を超える避難所があることが判明いたしました。町内会が中心となる自主防災組織が開設や運営を担いますが、運営側や避難者にとっては不確定要素が多すぎるのが現状です。

 本来であれば、津波や洪水の想定、不燃化重点対策地区や土砂災害警戒地域、要介護者の地域実情や大規模マンションの有無など、地域の持つ個別の危険度や実情を加味した、避難所毎の震度や時間毎の避難者シミュレーションを行うことは、個々の避難所の問題点をしっかりと抽出する為には重要です。

 首都直下地震が近いと言われる今こそ、しっかりと予算を工面し、防災への備えを進めるべきであり、シミュレーションの実施を要望すると共に、今後もしっかりと提言して参ります。

感震ブレーカーの面的整備を公費で!!

 幸区の幸町周辺地区や川崎区の小田地区には、国が指定する重点密集市街地を含む、川崎市指定の不燃化重点対策地区が約1万4千世帯あります。国は平成36年度までに、重点密集市街地での「感震ブレーカー」の設置目標を25%以上としており、以前、川崎市もそれに合わせ取り組む答弁をしていますが、工程も見えず一向に進まない現状です。

 同地区においては「まず火を出さない」対策が需要であり、私は以前より同地区への公費による面的な整備を強く要望してまいりました。

 平成28年度のモデル事業で用いた装置は約1万円で、自ら付けて頂くケースと工事を伴うケースを想定し設置費を平均1万円とすれば、両区において約2億9千万円で面的整備が整う事業です。国も指定する厳しい現状もしっかりと考慮し、遅々として進まない取組に対し今後も強く要望してまいります。

新潟中越地震(2004年)避難所風景を視察
新潟中越地震(2004年)避難所風景を視察

野田雅之

川崎市議会議員 野田雅之 自民党

TEL:044-271-7788
FAX:044-271-5566

http://noda.co

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