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川中島小卒業生 映画制作で再結集 大師地区舞台に撮影

文化

掲載号:2018年8月24日号

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撮影に取り組む川中島小卒業生ら(若宮八幡宮)
撮影に取り組む川中島小卒業生ら(若宮八幡宮)

 10年前に市立川中島小学校(川崎区川中島)の授業で映画作りを行った当時の児童たちが再結集し、大師地区を舞台にした短編映画の制作に取り組んでいる。9月29日の上映会での披露を目指し、今月末には撮影を終える予定。完成までの作業は佳境に入っている。

 作品タイトルは『紡ぐ』。「忍者」に助けられ、憧れるようになった主人公の男の子がその10年後、今度は自分が子どもたちを助けるという20分の短編映画だ。

 手掛けるのは、10年前、当時川中島小学校の5年生だった15人。監督、助監督、脚本、撮影、編集、演者の役割を分担して取り組んでいる。

 映画制作プロジェクトがスタートしたのは、今年1月の同窓会。当時5年生を受け持っていた伊藤奈美教諭が「また一緒に映画を撮らないか」と呼びかけたのがきっかけだった。在校当時、授業で映画制作に取り組み『未来を守れ 不思議なメガネ』という作品を作り上げたこともあり、浜田拓海さんは「あの時の楽しさが経験できるとの思いで参加した」と話す。

プロからアドバイス

 「映像を通じて、大師地区の良さを伝えたい」。そんな思いから、大師界隈で掲げられているキャッチコピー「願い事が叶う大師」をコンセプトに、ストーリーを練り上げた。エンターテインメント性や見ごたえを向上させるため、脚本家の栗山宗大さん、撮影監督の長田勇市さん、映画監督の福井秀策さんといったプロからのアドバイスも受けたという。

 撮影は6月からスタートし、今月末にクランクアップ。その後の編集作業も来月下旬に完成させる予定だ。監督としてメガホンをとった小野奈々香さんは「プロジェクトメンバー全員の都合をあわせたり、スケジュール管理が大変だった」と実感を込める。一方で「社会人としての人との関わり方を学んだ。地域を回ったら温かい人にあふれていた。大師がより好きになった。音楽の仕事に携わりたい思いがある中、映像のプロと関わったことでこの世界に興味を持った」とも語った。主演を務める五月女勝汰さんは撮影を通じ「演じるプレッシャーを感じた」と振り返り「小学校時代、少ししか話していない仲間とのきずなを深めるきっかけになった」と話す。

 完成作品は9月29日に大師・仲見世通り商店街で開かれる「秋の楽大師 ゆめシネマ上映会」で披露する。

 映画の詳細は、インスタグラム「kwsk movie(大師映画ふたたび)」で見ることができる。

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