軽快なトークを繰り広げる前園さん（右）と落合さん
川崎市はパラスポーツの体験や音楽イベントを通じ、「かわさきパラムーブメント」への意識を高めようと、「かわパラ２０１８」を８月25日、ラゾーナ川崎プラザ（幸区堀川町）で開催した。
イベントの総合ＭＣを務めた元サッカー日本代表の前園真聖さんとブラインドサッカー選手の落合啓士さんのトークショーではステージ上で前園さんがアイマスクを着けてブラインドサッカーのパスを体験。目が見えない状態でボールから聞こえる音だけを頼りにパスを受ける難しさに驚きを隠さなかった。
落合さんは「ブラインドサッカーはゴール裏で声を出すガイドなどはサッカーを知らなくても輝ける場所。誰でもパラスポーツに関われる。また、普段は静かに応援するが、ゴールが決まった時やハーフタイムでは爆発的に騒げる。静と動のギャップが楽しめます」とブラインドサッカーの魅力を語った。
会場ではアンプティサッカーやカローリング、ボッチャといったパラスポーツや義足体験をする親子連れなどで賑わった。
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