川崎市地方卸売市場南部市場(愛称:川崎幸市場/幸区南幸町)が先月29日、恒例の「さんま祭り」を開催した。
当日は同市場水産物部の有志たちが豪快に焼き上げた北海道根室産のサンマ1500匹が振る舞われ、会場は香ばしい匂いとサンマを味わう多くの来場者で溢れた。
鶴見区矢向と鹿島田からきたという親子たちは「朝6時半から並んだ。初めて参加したがとても美味しい」と焼き立てのサンマを味わっていた。
「さんま祭り」は今年の9月に発生した北海道胆振東部地震の影響により一度開催が中止になったが、中止を知らずに市場に訪れた人や開催を望む多くの地域住民の声に応え、今回の開催に至った。
同市場は会場で募金活動を行い、集まった7万3523円を「平成30年北海道胆振東部地震災害義援金」に寄付した。
同市場統括の鈴木庸平さんは「無事開催できてよかった。今年もたくさんの方に来て頂き感謝します」と語った。
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