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川崎区・幸区版 公開:2019年1月1日 エリアトップへ

人口増で活力あふれる3区 相互連携でさらなる発展へ

社会

公開:2019年1月1日

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再開発が終わった鶴見駅東口(上)、川崎区側の”顔”となる川崎駅東口(中)と商業施設「ラゾーナ川崎」が人気を呼ぶ幸区側の同西口(下)
再開発が終わった鶴見駅東口(上)、川崎区側の”顔”となる川崎駅東口(中)と商業施設「ラゾーナ川崎」が人気を呼ぶ幸区側の同西口(下)

 行政は違うが、市境のまちとして、生活圏は密接している川崎区、幸区、横浜市鶴見区。3区は2015年、異なる政令市の区としては珍しい包括連携協定を結び、防災面で相互協力を果たすなど関係を深めている。

 今の3つのまちの特長は、人口が伸びているところにある。

 各エリアとも、都心へのアクセスの良さなどから、近年、工場跡地などに新たな住宅開発やマンション建設が相次いでいるためだ。

 両市は2015年に実施された国勢調査をもとに人口推計を調査。

 それによると、横浜市内ではすでにピークを超えた地区もある中、現在約29万人の鶴見区は、市内で最も遅い42年にピークを迎える予想。今後23年間上昇し、31万人が最高値となる。

 過去の想定を上回り、推計を上方修正した川崎市では2030年がピークとなる予想。

 川崎区、幸区ともに、ピークは全市と同じタイミングとなっており、両区とも現在より約1万人増となる、川崎区が約24万人、幸区がおよそ17万8千人となる推計が出されている。

臨海部に賑わいも

 神奈川県と横浜市、川崎市は、京浜臨海部の活性化を図ることを目的に、京浜臨海部再編整備協議会を組織。両市とも昨年に、将来的なビジョンや計画を策定している。

 横浜市が昨年、21年ぶりに改定した京浜臨海部再編整備マスタープランでは、「新たな価値と魅力を創造する地域を目ざす」として、立地企業や川崎市との連携にも言及。「一体的な発展に取り組む」としている。

 産業観光などを柱に賑わいを生みだす考えを示しており、臨海部が新たな魅力を創出する場となりそうだ。

 少子高齢化が進展する現代社会の中で、人口が増加していく活力あるまち、川崎区、幸区、鶴見区。今後もまちの発展から、目が離せない。

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