川崎南税務署(田中順一署長)は昨年12月20日、国税庁などが主催する「税についての作文」で受賞した中学生2人を一日税務署長に任命した。
今回任命されたのは国税庁長官賞を受賞した市立大師中学校3年の小川美菜さん(15)と、東京国税局長賞を受賞した市立南河原中学校3年の安田智哉さん(15)。
田中署長から委嘱状を受け取った2人は約60人の署員を前に署長訓示としてそれぞれの受賞作を朗読。小川さんはアメリカに5年ほど住んだ経験から日本とアメリカの税の仕組みを比較し、日本の税制の優位性と税の本質を知ることの大切さを主張した。その後、模擬決済体験や署内視察を行った。
小川さんは「人前で主張するのは緊張したが、思ったように話せてよかった」と話し、安田さんは「署長を経験することはもう一生ないと思うので体験できたのは貴重だった」と話した。
2018年度中学生の「税についての作文」は全国で59万3795編の応募があり、国税庁長官賞の受賞は40編だった。
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