川崎区・幸区版 掲載号:2019年2月15日号
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市政報告 人間哲学で地域再構築 自民党 川崎市議会議員 かぶらき茂哉

 川崎市が「これからのコミュニティ施策の基本的な考え方」についての素案をこのほど、示しました。超高齢社会の到来や住民同士の希薄化といった課題を克服するため、市内で活動する様々な団体のネットワーク化を図り、新たな地域社会をつくる方向性などについて書かれています。

 それはそれで非常に意義深いことですが、一方で町内会・自治会、社会福祉協議会(社協)といった組織の重要さを今一度考える必要があります。

 高齢社会を迎える中、住み慣れた地域でいつまでもいきいきと安心して暮らせるよう「地域包括ケアシステム」の構築が叫ばれています。人と人の支え合いがシステム構築にあたっては、何よりも大切で、町内会・自治会、社協などを抜きにしては作り上げることはできません。

 近年は、価値観の変化などにより、自己中心的な人が増えてきました。それに伴い、町内会・自治会についても「活動が煩わしい」と距離を置き、その結果、加入率の低下を招いています。個人の権利や生存権は大切ですが、尊厳を守りながらも支え合って生きていくのが、人間ではないでしょうか。

 そうした意味では人間そのものの根本、つまり、哲学的な要素を取り入れながら豊かな地域社会を築き上げる時期に来ています。具体策の一つとしては、小学生から「地域に住むとはどういうことか」について学習する機会を設ける必要があります。かつて哲学者カントは「人は人によりてのみ人となり得べし、人より教育の結果を取り除けば無とならん」との言葉を残しました。人との関わりの中で教育を受けて人になっていくことを指しています。

 他人に対する寛容さをもって慈愛に満ちた温かい地域づくりのために多くの力を結集して実現できるよう、取り組んでまいります。

かぶらぎ茂哉

川崎市幸区北加瀬1-31-1

TEL:044-587-3917

http://www.kabuchan.jp/

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