幸区北加瀬の白山幼稚園(志村雄治園長)は先月18日、鎌倉女子大学の沖縄舞踊愛好会を招いた「エイサー演舞会」を開催した。
体中に響き渡るような厚みのある太鼓の音や、学生たちの威勢のいい掛け声が教室に鳴り響くと、園児たちは演舞に釘付けになっていた。
発表の合間には、太鼓の演奏体験も実施した。太鼓の種類について説明を受けた園児たちは、本物の小太鼓や大太鼓を前に興味津々な様子。学生たちの指導を受けながら笑顔で太鼓を叩いていた。
この日は、エイサーのほかにも沖縄のご当地ソングが披露され、園児たちは簡単な振り付けを覚えて学生たちと一緒にダンスを踊った。
学生たちが教室を出てい行こうとすると、園児たちは「アンコール」の掛け声を大合唱した。突然のことに驚きつつも、学生たちは笑顔でもう1曲を披露。演舞会は盛況のうちに幕を閉じた。
同愛好会のリーダーを務める久松はるかさんは、「前年に続き呼んでいただき感謝。保育士を目指す学生も多いので、園児と触れ合えるのは勉強になる。これからもぜひ続けていきたい」と語った。
このイベントは、同愛好会の顧問が志村園長の知人だったことをきっかけに、2013年から開催している。
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