川崎区・幸区版 掲載号:2019年3月8日号 エリアトップへ

福島県南相馬市への見学バスツアーを定期的に運営する 須摩 修一さん 幸区下平間在住 62歳

掲載号:2019年3月8日号

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南相馬の復興見届けたい

 ○…東日本大震災の被災地である福島県南相馬市への見学ツアーを始めて7年近くになる。これまで約50回、延べ700人近くの人を現地へ案内してきた。南相馬は3・11の年に知り合い、親しくなった友人の故郷。「被災地を見に来てみないか」との誘いを受け現地を訪れると、バリケードに囲まれた無人の町を目の当たりにした。「実際に見ないと本当の被害は分からない」。1人でも多くの人に現状を自分の目で見てほしいと感じた。友人からは「人を連れて来て欲しい」と言われ、ツアーを始めようと思い立った。

 ○…参加者の募集からバスのチャーター、そして運転とすべて自らこなす。被災現場や商店街、施設を訪問し、震災発生時の体験談などを聞きに行く。病院を見学したときは、緊迫していた院内の状況、薬や治療器具が不足して困ったことを当時の院長が語った。発足した12年からいまだに参加者が減ることはなく、むしろ増加しているという。「現地の努力だけでは復興が難しい現実がある。見学をきっかけに被災地に関心を持った人たちが何かを感じ、行動に移すことで復興が進めば」

 ○…妻と2人暮らし。長距離運転などを理由に、妻には活動を心配されがち。それでも「一度かかわったら放っておけない性分」。自身の体力や健康状態を考慮しながら、一般的な定年である65歳までツアーを運営するのが当面の目標だ。

 ○…今はツアーのほか、特定非営利法人南相馬サイエンスラボの活動にも奔走。南相馬を拠点に、子どもに向け科学の面白さを伝える団体で、除染の仕組みなども分かりやすく解説してくれる。「被災地だからではなく、魅力的な活動があれば人が集まるはず。サイエンスラボをきっかけに南相馬に来てくれる人が増えれば」と願う。

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