川崎区・幸区版 掲載号:2019年3月15日号
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幸区に新公園 神明町に来年春オープン 幸区110カ所目

社会

避難場所としての活用も期待される
避難場所としての活用も期待される

 幸区神明町に新しく公園ができることが明らかになった。かつて神明町老人いこいの家があった場所で、来年3月末の完成予定。幸区内では2015年の鹿島田2丁目公園以来、110カ所目の公園となる。

 新しい公園は「(仮)神明町公園」。場所は神明町2丁目で広さは約700平方メートル。スイング遊具や健康器具などを設置する遊具広場と、ゲートボールなどが行える多目的広場になる予定だ。今年12月に工事開始、来年3月末に完成予定。

 この場所に公園をという声は1971年までさかのぼる。当時、ここには神明町保育園があったが、その頃近くに建設された河原町団地内に新しく保育園ができたことから、廃止となった。跡地の利用に地元の神明町町内会は児童公園の設立を市に陳情した記録が残っている。

 実際には保育園は73年に改築され、神明町老人いこいの家となり、2011年まで町内会の集会所代わりとしても利用されていた。

 同年、近隣に御幸いこいの家ができると、建物の老朽化を理由に、市は神明町老人いこいの家の廃止、取り壊しを決定。同町内会は耐震補強などを行ったうえでの建物の存続を要望し、交渉を続けたが、市の決定が覆ることはなく、15年に取り壊された。

 同町内会は跡地を高齢者がゲートボールやグラウンドゴルフをしたり、子どもが遊べて、防災時には一時避難場所となる広場にすることを市に改めて要望した。

 市と町内会による話し合いは施設内容などで平行線をたどり、3年間さら地の状態が続いたが、ようやくハード面での合意がされた。

 神明町町内会の小泉正敏会長は「町内になかった広場や遊び場ができたことは良かった。災害があった時に近所の人が集まれる場所が確保できたのはひと安心」と心境を語った。

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