市議・県議選挙がきょう29日に告示された中、一般社団法人川崎青年会議所(川崎JC・大澤淳一理事長)は幸区民を対象に、選挙に対する意識調査を実施する。今回の選挙での投票の有無、選挙制度に対する不満や要望などをアンケート形式で調査する。
川崎JCは、40歳までの若手経済人などで構成され、まちづくり運動を行っている。今年度は国連が、地球全体が繁栄するために、2030年までの行動目標として定めた「SDGs(エス・ディー・ジーズ 持続可能な開発目標)」の推進を掲げ、その一環として事業を行う。
アンケート調査を実施する中心的メンバーである中村雅和シチズンシップ醸成委員会委員長によると、「選挙投票はSDGs10番目の行動目標(ゴール10)に示された『人や国の不平等をなくす』ことにつながる」という。また、選挙の投票率低下が深刻な問題となっていることから、調査を通じて「その原因を探りたい」とも語る。
アンケートは4月6日までの選挙期間中と、投票後の4月8日から14日に幸区内の駅頭や公園などで実施。250人に聞き取り調査する。
川崎JCでは、今年の夏に行われる参議院選挙でも同様の調査を行う予定。調査結果は、ホームページなどで公表することを計画しており、結果の内容によっては、川崎市に提言するとしている。
4月6日まで期日前投票
市議・県議選挙の期日前投票が明日30日から始まる。
川崎市選挙管理委員会によると、22日から行われている知事選も含めた3選挙の期日前投票を受け付けている。
期日前投票は4月6日までの午前8時30分から午後8時まで受け付け。設置場所は、川崎区は川崎区役所7階第4会議室▽大師支所2階第1・第2会議室▽田島支所3階会議室。幸区は幸区役所4階会議室▽日吉出張所2階。
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