川崎市最高峰の匠である「かわさきマイスター」のアドバイスを受けながら、シルバー製のオリジナルゆびわ作りに挑戦する教室が先月31日、高津区の川崎市生活文化会館(てくのかわさき)で開かれた。
同館主催のイベントで、この日は、デザイン彫金師で川崎区大島で「ジュエリークボタ」を営む久保田宗孝さんが講師を務めた。宝飾品や時計の装飾品を手掛ける久保田さんは、2009年度に、かわさきマイスターに認定され、これまで夏休みなどに指輪づくり教室を行っている。
教室には、10代から70代まで8人が参加した。参加者は指のサイズを測り、思い思いに下絵をデザイン。その後、植物や動物、アルファベット、模様などが描かれた刻印を金づちを使ってシルバー板に打刻する作業に取り組んだ。リングの合わせ部のロウ付けでは久保田さんと一緒に行うなど、楽しみながら、シルバーリングを作り上げた。
川崎区四谷上町に在住する川添芳子さんは知人と参加。完成した指輪を見つめながら「刻印の力加減がとても難しかった」と振り返った。
横浜市青葉区から参加した波戸岡陸君は「ホームページを見て面白そうだと思った。ロウ付け作業が印象に残っている。経験豊富な職人さんの技術はすごいなと思った」と話した。妹の心さんは「トンカチを使って刻印するとき時、水玉をイメージした模様ができるところが楽しかった」と嬉しそうに語った。
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