川崎区の東門前小学校や大師中学校を練習拠点にする剣道クラブ「遊心会」は2007年に発足した。学生時代、強豪剣士として全国に名を轟かせた矢野清久さんが「情熱と真心」をモットーに指導を行っている。現在、子どもから大人まで約60人が稽古に励み、県の高校新人戦3位といった成績を残すなど、実力派道場の一角を占めつつある。
矢野さんによると、最近、子どもたちを通わせているママさんたちが自分たちも剣道を習いたいと志願するケースが増えつつあるという。田中さちよさんは昨年暮れから始めた1人。「稽古を始めた当初は先生の言われたことがなかなかできず歯がゆい思いをした。子どもに何でできないと言う自分が恥ずかしくなった」と振り返る。練習を始めてから子どもからアドバイスを受けることもあり、「親子の絆が深まった」と期待を寄せる。
矢野さんによると、10月に県立武道館(横浜市港北区)で行われる母子大会を励みに頑張ってもらえればという。
練習日は毎週火曜・木曜・土曜・第1・3・5金曜日。詳細については、遊心会ブログ(https://blogs.yahoo.co.jp/kendoyushinkai)を参照。問い合わせは、メール(kendoyushinkai@yahoo.co.jp)で受け付けている。
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