世界タイトルマッチを5月に控える川崎新田ボクシングジム(登戸)所属の黒田雅之選手(32)と、新田渉世会長が4月3日、サッカーJ1・川崎フロンターレの事務所(高津区)を訪問。2人は同クラブの藁科義弘社長、シニアディレクターの長谷川幸雄さんと懇談し、必勝を誓った。
同ジムの興行にフロンターレのサポーターが駆けつけ、オリジナルの応援歌とのぼり旗で後押しするなど、10年来の交流がある両者。藁科社長は「同じ川崎に拠点を置くスポーツチームとして、クラブ全体で応援する」と強調。オリジナルユニホーム=写真=が贈られた。黒田選手と新田会長は「勝てば川崎市のジムからは初の世界チャンピオン誕生になる。フロンターレの皆さんと喜びを分かち合いたい」と語った。
IBF(国際ボクシング連盟)世界フライ級4位の黒田選手は5月13日、同級王者のモルティ・ムザラネ選手と後楽園ホールで対戦する。世界タイトルマッチは2013年以来、2回目の挑戦。
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