川崎区桜本の識字学級に通う在日韓国・朝鮮人1世のハルモニ(おばあさん)が綴った生活史『わたしもじだいのいちぶです』(日本評論社)=写真=の出版記念イベントが6月1日(土)と2日(日)、幸区大宮町のミューザ川崎企画展示室と市民交流室で開催される。1日は午後1時から9時、2日は午前10時から午後6時まで。入場無料。
同書の刊行実行委員会が主催。同委員会は昨年クラウドファンディングで出版資金を集め、今年の1月に刊行。ハルモニたちの言葉が多くの読者の心に響き、重版が決まった。クラウドファンディングでは目標金額を超えて寄付が集まったことから、その資金を使い、本に携わった人達とハルモニたちが交流できる場を作ろうと企画したという。
「つながる!かわさきのハルモニ展」と銘打ったイベントは、2日間にわたって、ハルモニが描いた絵や習字、作文の展示、ハルモニの生活史を紹介する映像が上映される。1日にはハルモニと一緒に絵を描くワークショップ(午後3時から5時)を実施。出版記念座談会(午後6時30分から8時)では小説家の木村友祐さん、作家の姜信子さん、同書編著者の康潤伊さんが登壇し、ハルモニたちが綴った言葉について、それぞれ意見を交わす。
問い合わせは、実行委員会の三浦知人さん(【携帯電話】080・4656・6014)へ。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
マリエンで茶道教室4月19日 |
|
|