川崎区小田在住の河田良郎さん(47)が日本代表メンバーのタッチラグビー日本代表メンズ40チーム(40歳以上)が、4月29日から5月6日にマレーシアで開催されたワールドカップで、令和初の国際大会メダルとなる銅メダルを獲得した。優勝はニュージーランド、準優勝はオーストラリアだった。
3位決定戦ではヨーロッパチャンピオンのフランスと対戦し、延長の末、6対5で勝利した。
河田さんは「メダル獲得が目標だったので、嬉しい以外何もない」と喜びを語った。ただ、大会の1カ月前、練習中に右足の小指を骨折し、万全のコンディションで臨めなかったことが悔やまれる。
河田さんとタッチラグビーの出会いは19歳の時。職場の先輩に誘われ、初めて参加した時にトライを決めて、その快感に虜になった。2007年南アフリカ大会から日本代表に選ばれ、11年スコットランド大会、15年オーストラリア大会、そして今回のマレーシア大会と4回目の挑戦で初のメダルにたどり着いた。
「目標を達成したので、次のモチベーションをどうするか。次の目標が見つかればまた日本代表を目指します」と語った。
河田さんは東京都タッチラグビー協会の役員も務めており「まだマイナーな競技ですが、運動が得意でなくても、老若男女が楽しめる生涯スポーツなので多くの人に興味を持ってもらいたい」と普及にも力を入れる。
今大会ではメンズ40以外にも、メンズオープン、ウィメンズオープンがそれぞれ初の銅メダルを獲得した。
タッチラグビーはラグビーからタックルやスクラム、キックなどを取り除き、ソフトにした競技。
6対6で攻守に分かれ、相手チームのゴールへのトライを目指す。
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