7月2日から3日間、川崎市の友好都市韓国富川市を中心に演奏を行う「アゼリア合奏団inシニア」(森田忠芳代表 会員60人)が今月7日、川崎市教育文化会館(川崎区富士見)で壮行会を開いた。
同合奏団は8年前に結成し、川崎・幸区のシニア世代の音楽愛好者らでつくる。6年前、富川市派遣職員として1年間川崎市に着任した金在郁(キムジュウク)さんが、同合奏団と交流を深め、昨年韓国を訪問した同合奏団メンバーの小泉具之さんが金さんと再会したことから親善演奏が決まった。
壮行会では、富川市名誉市民の飯塚正義市議が来賓として挨拶。「国家間では徴用工問題など不協和音が続いているが、市民レベルでは今回のアゼリア合奏団の富川訪問演奏旅行など、幅広い交流関係がつくられている。訪問先の市庁舎、老人ホーム、小学校、幼稚園などで予定されている演奏会の成功を願ってやまない」とエールを送った。
水谷吉孝川崎区長が祝辞を述べたほか、李明烈(リミョンリョル)韓国横浜総領事からのメッセージが寄せられた。
演奏も行われ、川崎市歌をアレンジした曲では間奏に「故郷」が挿入された音楽が披露。参加者の心を打った様子だった。
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