若宮八幡宮で「OYASHIROFES」を企画する 赤根 広志さん 川崎区出身 39歳
夢広がるDJ界の”ヒデ”
○…若宮八幡宮の境内で一日中、ダンスミュージックやヒップホップ、R&Bなどの音楽を流すイベント「OYASHIROFES(オヤシロフェス)」。3年前に飲食店を始めた際、このイベントを思いついたという。経営する飲食店は、歴史ある旧東海道の品川宿に店を構えるが、普段は人通りの少ない静かな場所。ところが、近くの品川神社でお祭りが行われると、様々な場所から人が集まる。「僕ら世代のおまつりを神社で行えば、地域活性につながるのでは」
○…現在は茅ヶ崎市で生活するが、元々は川崎区で生まれ育った。藤崎小学校、川中島中で学び、若宮八幡宮は幼少時に遊んだなじみ深い場所の一つだ。中村博行宮司とは旧知の間柄でもあり、イベント開催を思いついた際に若宮八幡宮での開催を描いた。10代の頃から音楽でダンスフロアを沸かすDJを始め、様々なクラブでイベントを手掛けた。20代の頃には東海地方でちょっと名の知られる存在にもなった。
○…今はフェスの成功を願い、髪を伸ばしているが、短髪の時にはよく、元サッカー日本代表の中田英寿さんに似ているといわれる。ゾウ使いの資格を持っていることも自慢の一つで「ラオス限定だが、披露する場があれば」とも語る。インターネット上の百科事典「ウィキペディア」に自身の名前を誰かに書き込んでもらうのが夢だという。
○…オヤシロフェスを足掛かりに、全国の神社仏閣でも同様のイベントを開催したいと、追分町にNPO法人を設立。立ち上げの際には、観音幼稚園時代からの幼馴染なども協力。「仲間との結束が強まった」と感謝しきりだ。京都や福岡から引き合いがあり、実現に向けて頑張りたいと前を向く。チネチッタで夜市のようなイベントを開きたいとも。
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4月19日
4月12日