県政報告 災害支援チーム「JDA(ジェーディーエー)-DAT(ダット)」 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
猛烈な暴風雨をともなう台風15号の被害は、千葉県をはじめ、本県にも大きな爪痕を残しました。被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げます。「想定外」の言葉で済ますことなく、さまざまなケースを想定して、防災・減災の手を打たなくてはならないと痛感しています。
本年8月31日、私は防災警察常任委員会の一員として、伊勢原市で開催された「ビッグレスキューかながわ」に参加いたしました。これは、大規模災害を想定し、消防や警察はもとより、自衛隊や米軍、また、民間団体の皆様にもご協力いただいて展開する、県の防災訓練です。
日本栄養士会神奈川支部の災害支援チームは、6月の県議会での私の提案を受けて、今回初めて参加して下さいました。
大規模災害時、乳幼児や咀嚼・嚥下が困難な高齢者や障がい者などの食事に配慮が必要な方々は、物流が困難な被災直後であっても、しっかりとした栄養確保を行わなければ、時に生命に関わることになりかねません。
公益社団法人日本栄養士会には、災害時の栄養確保を支援する「JDA―DAT」というチームがあります。大規模災害時には栄養ステーションを現地に設置して、緊急栄養補給物資の提供や栄養指導を行います。県では、神奈川県栄養士会と「災害時の医療救護活動についての協定」を結んではいましたが、合同訓練などは行われていませんでした。
この度の「ビッグレスキューかながわ」では、栄養士会の皆さんが災害時の栄養確保対策や、家庭での備蓄の大切さを啓発。ブースの前には多くの方が集まり、非常食を味わいながら、真剣に話を聞いていました。
今後も、災害時を想定した、具体的かつ細やかな取り組みを着実に推進してまいります。
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市政レポート
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