地球温暖化対策の一環として低炭素化に向けた川崎発の製品や技術などを認定する「低ＣＯ２川崎ブランド等推進協議会」の認定結果発表会がこのほど、カルッツかわさき（川崎区富士見）で開催された。同協議会会長で東京工科大学教授の足立芳寛氏が「気候変動から気候危機（クライシス）の時代へ」をテーマに講演を行った。
足立氏は「気候クライシスは我々の次の次の世代が直面する問題」と指摘。１００年に一度クラスの自然災害発生が加速する中、環境に配慮しながら経済の持続発展を考える「ＥＳＧ投資」が世界的に拡大していると紹介した。また、ＣＯ２の削減には一つ一つ地道に取り組む以外ないとしつつ、同協議会がを認証する「低ＣＯ２川崎ブランド」の制度を続けることが地球温暖化にブレーキがかかる一つであるとの認識を示した。
「低ＣＯ２川崎ブランド」は２００９年度から昨年度までに85件の製品・技術等が認定され、今回は11社12製品・技術が選ばれた。
低ＣＯ２川崎ブランドに認定表彰された人たち
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