国税庁、全国納税貯蓄組合連合会共催の「税についての作文」で受賞した中学生2人が、昨年12月18日、川崎南税務署(福尾八十美署長)で一日税務署長を務めた。
今回署長を務めたのは同連合会優秀賞を受賞した市立臨港中学校3年の白石侑愛(ゆうな)さんと、東京国税局長賞を受賞した市立川崎高校附属中学校3年の高橋広伸さん。
福尾署長から委嘱状を受け取った2人は、押印決済や名刺交換を体験したのち、約60人の署員を前に署長訓示としてそれぞれの受賞作を朗読。白石さんは東日本大震災で被災した祖母のまちが「復興特別税」で復興したことをあげ、税金を納めることの大切さを主張。高橋さんは国の社会保障と税金のアンバランスを指摘した。
白石さんは「自分の気持ちをいろいろな人に知ってもらえてよかった」。高橋さんは「机、パソコンが並んでいてこれが会社だなと感じた」と話した。
2019年度中学生の「税についての作文」は全国で57万8204編の応募があった。
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