県政報告 人生百歳時代をいきいきと 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
2019年県政重大ニュース1位は
昨年12月24日、神奈川県政重大ニューストップ10が発表されました。第2位は「台風15、19号の襲来」。第3位は「相鉄・JR直通線が開通」の中、第1位には「『横須賀シニア劇団よっしゃ!!』『綾瀬シニア劇団もろみ糀座』活動スタート」が選ばれました。劇団員が「上位に入れば宣伝になる」と家族や友人に投票を呼びかけた結果で、シニアの情熱が生み出した痛快な大番狂わせとも言えます。
シニア劇団は60歳以上のメンバーで構成。県の後押しで2019年夏から活動開始。私は、2018年度の国際文化観光・スポーツ常任委員会で、シニア劇団の設立を提案していました。
さいたまゴールド・シアター
埼玉県には<彩の国さいたま芸術劇場>を拠点とする高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」があります。演出家・故 蜷川幸雄氏が主宰し2006年に創設。動機を「年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに、身体表現という方法によって新しい自分に出会う場を提供する」ことをめざしたと語っています。
2018年10月、私も横浜での公演を拝見しましたが、人生の重みと、軽やかな挑戦という、二つの大きな魅力に圧倒されました。
ねんりんピックをめざして
2021年には神奈川県で「ねんりんピック」が開催されます。私は委員会で、シニア世代のスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」の中で、シニア劇団が公演を!という提案もさせていただきました。
蜷川氏は次のようにも語っておられました。「年齢を重ねるということは、様々な経験を、つまり深い喜びや悲しみや平穏な日々を生き抜いてきたということの証でもあります」。人生百歳時代。深い人生の経験を活かし、仕事に、社会活動に、趣味に参画され、高齢者の皆様が更に<生き生き>輝ける社会を築いてまいります。
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4月19日
4月12日