川崎駅前の商業施設「川崎ルフロン」は、近隣の川崎小学校と協力して制作した「100年後の川崎」のオブジェを現在、同館6階に展示している。
オブジェは、川崎市のブランドメッセージにもある「多様性」を意識し、ビル、工場、自然の木々といった様々な川崎の魅力が色とりどりの塗料で彩色されている。
制作には、川崎小学校の全児童が参加。家具技師でかわさきマイスターの晝川(ひるかわ)捷太郎さん、水彩画家の立川陽介さんの指導のもと、手や筆を使い思い思いの装飾を施した。制作の監修も務めた立川さんは、「子どもたちが育っていく未来の川崎が、夢や希望に溢れた明るい町になるようイメージしました」と話す。着色の際は児童に他の色が混ざらないよう指導し、作品を濁りの無い鮮やかな色で彩った。
この取り組みは、地元の子どもらとともにアートを通して川崎の産業や芸術文化を発信していく「川崎ルフロン・アートプロジェクト」の一環で、材料の提供には地元企業が協力した。「(川崎がモチーフなので)市にお住まいの方にぜひ見に来ていただければ」とルフロンの担当者。
展示は2月末ごろまでを予定している。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|