市政リポート 幸市民館のトイレ洋式化を再質問市「早期に対策が必要」と認める 川崎市議会議員 総務委員長 野田まさゆき 自民党
昨年12月の議会では、幸市民館・図書館のトイレの洋式化と改修の進捗について伺いました。
昨年7月の議会(第3定例会)において、「教育委員会所管の図書館、教育文化会館、市民文化局所管の区役所、支所、出張所の中で、幸市民館・図書館のトイレの洋式化が最も遅れている」と指摘し、質問いたしました。
これに対し、幸区長は「開館から約40年が経過し、老朽化が顕著である」「洋式化や臭気の改善、照明などの要望を多く受ける」との認識を示し、また、教育委員会は「早期に現地調査し、快適に施設を利用いただけるよう取り組む」と答弁しました。
現地調査で複数の厳しい課題が判明
今回の質問で市は、市内66施設を対象に、トイレの設置数や年間利用者数、今後の改修予定、施設の築年数、施設の規模などの項目を抽出し、比較を実施したことを明らかにしました。
このうち、幸市民館・図書館は昨年7月に現地調査を行ったといいます。その結果、「床がドライ化されていない」「多目的トイレの改善が必要」といった課題が見つかった上、配管の老朽化の進行が懸念されることから「今後早期に対策が必要な施設である」との認識が示され、効率的・効果的な事業実施を検討すると明言しました。
来年には大規模工事の予定早期の同時改修を再要望
市は今後、改修を進める対象施設やその優先順位を決め、早期に対策が必要な施設は、速やかにトイレの快適化に向けた取り組みを進めていくといいます。
幸市民館・図書館は令和3年(2021年)の初頭には、貸館事業を休止しての整備工事が予定されています。区民・市民の皆様は、このような数年に一度の休止を伴う工事での改修に大きな期待を寄せています。質問の最後には、同施設の早期改修に向けての優先順位を確定させるとともに、早期の改善を強く要望しました。
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4月26日
4月19日