川崎区浜町の市立大島小(栗林昌人校長)で2月10日、富士電機(株)川崎工場(川崎区田辺新田)による理科教室が行われた。
6年生約50人が参加し、発電の仕組みやどうすればたくさんの電気が作れるのかを実験を通して学んだ。
児童たちは発電所の種類や発電の仕組みについての説明を受けた後、地熱発電をモデルにした実験に取り組んだ。
社員の指導を受けながらLED電球の付いたモーターを回すための羽根車を牛乳パックを使って作成。グループ内で羽根の枚数や長さを変えて4種類作り、熱したフラスコから出る蒸気にあて羽根をまわし、それぞれLEDが光るかどうかを観察した。
鴨川蓮さんは「地熱発電など色んなことが知れた。電気の仕組みも分かった」、原歩夢さんは「富士電機の人は優しく教えてくれた。理科のことが学べて有難かった」と話した。
栗林校長は「普段体験できない実験を通して子どもの探求心の刺激になればと思う」と語った。
先生役の富士電機社員は今年度入社の若手社員。実験道具は全て手作りで夏から企画していたという。
同教室は川崎市が臨海部の企業と市民の接点をつくり、特に次世代を担う子どもたちに対する臨海部の認知度・理解度向上を図るために取り組んでいる。
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