感謝状を手にする功労者らと清水署長（中央）
川崎警察署（清水昭人署長）は管内で、業務中に特殊詐欺の被害を未然に防止した功労者９人へ２月12日、感謝状を贈った。
功労者らは２０１９年７月31日から12月26日までの期間中に、来店者が預貯金の引き出しや電子マネーを購入した時に理由を確認するなど、積極的な声掛けを通して被害を未然に防いだ。
清水署長は「来店者のために親身に対応していただき、彼らの大切なお金を守ってくれた。今回のことを糧にしてもらい、今後も注意を払っていただきたい｣と語った。
ファミリーマートなわてや八丁畷店店長で、架空請求の被害を未然に防いだ明立篤さんは「被害者の方を説得するのが難しかったが、止められて良かった。以前祖母が特殊詐欺の被害にあったが、特殊詐欺は本人、家族とも悲しみを引きずってしまう。周囲が食い止めることが大切」と話した。
功労者は以下の通り。山田めぐみさん（ローソン川崎小田二丁目店）、明立篤さん・白鳥誠二さん（ファミリーマートなわてや八丁畷店）、安部啓子さん（川崎信用金庫大師支店）、秋元奈緒美さん（さわやか信用金庫川崎支店）、高関大空（おおぞら）さん（東日本旅客鉄道株式会社川崎駅）、勅使川原（てしがわら）守さん（川崎砂子郵便局）、市川さゆりさん・川原正恵さん（ローソン京町二丁目店）。
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