県政報告 高齢ドライバーを守る サポカー補助金! 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
近年、交通事故の発生件数は減少傾向にありますが、75歳以上の高齢運転者による死亡事故の割合は増加しています。警察庁の調査結果によれば、75歳以上の運転者の死亡事故のうち最も多かった要因が、「ハンドル操作ミス」や「ペダルの踏み間違い」などの「運転操作の誤り」で、このうち「踏み間違い」については、75歳未満が0.6%なのに対し、75歳以上では13倍の7・8%。高齢者の免許返納も進められていますが、買い物や通院など「生活の足」として車が欠かせない高齢者も多いのが現状です。
意見書を国に提出
こうした声を受け、公明党神奈川県議団は、昨年10月、「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書」を提出し、サポカー購入支援や後付け装置の導入補助、免許を返納された後の交通手段を確保するためのコミュニティバスやデマンド(予約)型乗合タクシーの導入促進などを国に求めていました。
申請受付は3月上旬から
この度、国の2019年度補正予算に、65歳以上の高齢者を対象に「サポカー補助金」が盛り込まれました。この補助金はサポカー購入(最大10万円)や、後付装置を導入(最大4万円)した場合に適用され、申請受付は3月上旬からになる見通しです。なお、新車購入に限り、時期をさかのぼって2019年12月23日以降の登録者が対象になります。
事故を未然に防ぎ、高齢ドライバーを守る政策がスタートします。
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4月19日
4月12日