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明治期の防火衣を寄贈 川崎区東門前 松原さん

社会

掲載号:2020年5月1日号

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祖父の防火衣と並ぶ松原さん
祖父の防火衣と並ぶ松原さん

 川崎区東門前に住む松原義明(83)さんは、祖父、松原兎八(うはち)さんが明治期に着用していたとされる消防組織の防火衣をこのほど臨港消防署(菅野浩一署長)に寄贈した。防火衣は4月から同署の玄関に展示されている。

 兎八さんは1881(明治14)年生まれで、消防組織で活動をしていたのは明治40年代だったとみられる。

 防火衣は刺し子でできており、着丈は170から180センチメートル。半てんには「第一」の文字が刻まれ、前身頃の裏地には祖父が営んでいた「角万商店」の屋号が書かれている。

 防火衣は松原さん宅で大切に保管されていたが、先日自宅を整理した際に手放そうと決めたという。しかし「このまま処分するにはもったいない」と松原さんが臨港署に相談し、同署の玄関に飾られることになった。

 同署の担当者によると、「当時はまだ消防団が結成されておらず、川崎駅東口周辺から大師の方まで広く消防にあたっていたのでは」と推測。「ここまで古いものは見たことがない。保存状態も良く、市内の他の消防署には保管されていないのでは」と驚く。

 松原さんと臨港消防署は縁が深く、父親の誠一さんは生前、臨港消防団第2代目団長を務めていた。自身も臨港消防団員だった経験がある松原さんは「上手く広報に使ってほしい」と話した。

 担当者は「イベントなどで消防啓発のPRに使わせていただき、市民に消防の歴史や消防団に興味を持ってもらうきっかけにしたい」と話す。

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