かわさきロボット競技大会実行委員会は5月14日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今夏開催を予定していた「第27回かわさきロボット競技大会」を中止すると発表した。
同実行委員会によると、大会の中止は26年の歴史の中でも初めて。今年は中止の発表があった14日までに86チーム、およそ240人の申し込みがあったという。発表を受け、SNS上では「想定内だが残念」「この間を技術向上と捉えてステップアップしよう」といった投稿がみられた。
担当者は今後について「社会状況にもよるが年度内で、オンラインによるものづくり技術力向上につながるような企画ができれば」と話した。
同大会はチーム制で、腕・脚構造を持つ自作ロボット同士を戦わせる格闘技戦。全国の高校生以上が参加する「バトルロボット部門」と、川崎市内の小中学生が参加する「Jr.ロボット部門」がある。川崎市政70周年記念行事として1994年に初開催され、いまや全国から出場者が集うロボット競技大会として知られる。
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