川崎市港湾局は5月19日、2019年の川崎港港湾調査の速報値を発表した。入港船舶数は1万9589隻で前年より8・6%低く、9821万総トンで2・5%増えた。船舶が大型化している傾向があることが分かった。
入港船舶の内訳を見ると、海外からの外航船が2802隻で前年比105・6%、7674万総トンで前年比106・8%とどちらも増加。一方、国内の港を行き来する内航船は1万6787隻で前年比89・4%、2146万総トンで前年比89・6%と減少。海外からの入港が伸びた。
海外からの輸入貨物は4517万トンと前年比104・5%になり、原油と揮発油が増加した。
主要国・港別の取扱貨物量は、輸出は完成自動車を主としたアメリカが最多で、化学薬品や金属くずが多い中国、韓国が続いた。輸入は液化天然ガスや原油などの産地であるオーストラリア、アラブ首長国連邦、サウジアラビアの順となった。
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