市政リポート 振り込め詐欺対策、要望が実現被害防止機器の無償貸出し実施 川崎市議会議員 野田まさゆき 自民党
新型コロナ便乗詐欺被害抑制へ対策強化
新型コロナウイルスの緊急経済対策として一律10万円の特別定額給付金の支給が始まる中、これに便乗した振り込め詐欺やその他の特殊詐欺の発生が懸念されています。
主にお年寄りを狙った特殊詐欺は以前から社会問題化しており、一昨年の12月議会では、ご家庭の電話機に取り付ける振り込め詐欺の撃退に有効な「振り込め詐欺等防止機器」の無償貸出し制度の創設を提案しました。コロナ禍を受け、今月の臨時議会での補正予算では防止機器の無償貸出しの開始が決まり、市民を守る要望が実現したことを報告いたします。
今年度は750台9月以降申請開始
市によると、今年度から3年計画で約2200台の導入を目指し、今年度は750台を予定しています。貸し出しの対象は、70歳以上の高齢者がいる世帯で7月以降に市民への広報を開始し、9月以降に申請の受付を予定しています。
防止機器は概ね電話の着信音が鳴る前に、電話の相手に「この通話内容を録音します」旨のメッセージが流され、その後通話が録音されます。令和元年の神奈川県警の啓発チラシによると、防止機器は利用者の96%が「設置後、詐欺の電話がかかってこない」「詐欺被害防止に効果がある」と回答しています。
緊急経済対策では、総額20億円の市内小規模事業者向けの支援も始まり6月の定例会で先行議決を行う予定です。コロナの早期収束を願いつつ、市民の安全、生活を守る取り組みを進めてまいります。
小倉新設小工程示す
横須賀線が通過する小倉こ線橋の南側(新小倉)に新設される小学校の進捗状況について、所属の文教委員会に報告がありました。土地取得の費用は想定で82億381万9224円。市は6月議会に上程し、10月議会で議決されると、基本設計・実施設計の見直し後、令和5〜6年度から新築工事を開始。令和7年度に開校を目指します。地域のニーズに合った学校となるよう動向を見届けてまいります。
|
|
|
|
|
|
4月19日
4月12日