臨港消防署(川崎区池上新町・菅野浩一署長)が7月2日、3日、東扇島東公園(川崎区東扇島)の人工海岸で風水害実践訓練を行った。
台風や集中豪雨などの水害に備えて行われる水防訓練。同署ではより実践的な訓練を行おうと、今年から名称を変更した。また、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、開会式や閉会式、訓練中もマスクをつけて、さらには1m以上の距離も確保しての訓練となった。
初日はアルミボートの作成から取扱訓練、排水ポンプと救命索発射銃の取扱訓練を行ったほか、岸壁から3人の釣り人が海に転落したことを想定した総合訓練などが行われた。署員らは実際に海の中にボートを浮かべ、海中にいる要求援助者を船の中に運びこむなど、本番さながらの訓練に挑んだ。
菅野署長は「実践的な訓練が我々には何よりも大切だと改めて感じたとともに、距離を確保しながらの訓練がいかに大変かということを全員で確認できた貴重な訓練となった」と話した。
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