市政リポート 質問持ち時間「3時間53分」自民党市議団を代表し質問! 川崎市議会議員 野田まさゆき 自民党
新型コロナウイルス感染症への対応などの4月、5月の臨時議会を経て、6月議会となる第4回の定例会が閉会いたしました。今定例会での市政方針に対する自民党市議団の代表者として、行政答弁あわせ3時間53分を使い切り、質問を行いました。幸区関連の教育環境整備について報告いたします。
保育所等利用待機児童数について
4月に待機児童数が発表され、申請者数、利用児童数が過去最高となり、今後も増加が見込まれるとされました。残念ながら全市の待機児童は12人となり、うち10人が幸区です。特にJR横須賀線西側の日吉地区に多く、大型新築マンションなどによる需要増大も相まって地域格差が増大、昨年度より更に増加し、地域ごとの細かな対策が急がれます。
不足地区の重点的な新規保育所整備や隣接横浜市との連携強化、コロナ禍における保育の環境整備や新規入所のサポート、保育士確保など、山積する課題が更に増加する現状ですが、しっかりと幸区内の保育環境の向上を求めて参ります。
新川崎地区新設小学校地域の声の反映を要望
前回の市政報告で紹介した新川崎地区新設小学校について、今後10月の議会で議決後、各種の設計作業などの見直し、工事着手、開校に向けて動きだします。
地域の理解なくして成立しない事業や学校運営であり、地域の声を最大限反映するよう求め、市から地域の意見反映を今後の基本構想、基本計画の見直し作業において意見を伺いながら、丁寧に進めていく旨が示されました。
特別支援学校の課題幸区内に環境整備を
市内の特別支援学校に在籍する児童生徒数の増加は顕著であります。様々な取り組みを進めるも限界に達し、受入枠の拡大が喫緊の課題となっています。
今回用地取得を行う新川崎地区新設小学校の予定地北側に、地権者が所有する利用価値が減少し価格の低下が生じ、本市が残地補償を行う用地があります。
用地の有効活用として、児童生徒数の増加が著しい幸区の環境整備を鑑み、特別支援学校の新設等の設置義務者である神奈川県に働きかけを行うよう促し、市はあらゆる機会を捉えて神奈川県に働きかけていくとの回答を致しました。今後も、過密化の解消など、教育環境の整備を求めて参ります。
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4月19日
4月12日