昨年10月の台風19号で起きた川崎河港水門(川崎区港町)の越水と、隣接する味の素(株)川崎事業所からの浸水により、自宅が浸水被害を受けたとする住民らが7月29日、川崎市役所を訪れ要望書を提出した。
住民らは河港水門構造基準の違反や同事業所の設備の不備を指摘。周辺の被害者住民や港町、旭町の住民ら946人の署名を集め、市と同事業所に原因究明と再発防止などを求めた=写真。
水門は29日から補修工事が行われている。被害者住民の一人は「補修工事が始まったことで安心して暮らせるようにはなったが、損害補償の見通しは立っていないので、まだ不安な気持ちも残っている」と話した。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|