川崎防犯協会会長として尽力する 荒金 嘉昭さん 川崎区小田在住 77歳
やりたいことは全部やる
○…地域の防犯意識の高揚をはかる川崎防犯協会会長に就任した。新型コロナウイルスの影響で今まで会議も開けなかったが今月21日、ようやく役員会を開催する。新たなスタートに際し「まずは皆さんとの調和を図っていくことが大切だと思う」と気を引き締める。
○…小田中央町内会に30年以上関わり、その延長線上で防犯協会にも携わるようになった。詐欺撲滅キャンペーンや年末の防犯パトロール、安全の集いの開催などから、日常的なこどもの見守り活動、あいさつ運動、お年寄りに対する交通安全運動まで、「みんなで手を携えて一つになる気持ちを作っていくことが全てに優先する」と決意を新たにする。
○…町内会活動を始めた40代半ば、日枝大神社の神輿を担ぐ若手がいなかったことから青年会設立に動く。これをきっかけに自身も含め、町内会活動が一気に盛り上がった。総務部長だった1999年、町内会館が火事で焼け、再建のために寄付活動を展開。町内会全体で動き、総額4000万円が集まった。人と接することがいかに大事かを学んだという。09年に会長になり、現在まで他にも関連する様々な組織の要職を20近く務める。
○…大師出身。大師中学卒業後、プレス工業(株)の工業専門学校に入学。「お給料を貰いながら勉強できるんだから、競争率高かったよ」と笑う。在学中、登山にはまり同社入社後、山岳同好会を設立。夏は丹沢をベースキャンプに沢登りなどの訓練をし、八ヶ岳、穂高岳、槍ヶ岳、白根三山などによく登った。多趣味でスキー、スケート、社交ダンスなどいろいろ夢中になった。「それぞれの場所で知り合いができ、いまその経験がすごく生きている。やりたいことは全部やった方がいい」と熱く語る。
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4月19日
4月12日