とどろきアリーナで練習するＵ15女子の選手ら＝９月５日
バスケットボール川崎ブレイブサンダース(ＢＴ)の15歳以下の女子で構成するＵ15女子チームがまもなく初の公式戦を迎える。72チームがトーナメント戦で競う「第１回神奈川県Ｕ15バスケットボール選手権大会 女子」に出場。初戦は９月22日（火）、横浜市立篠原中学校と対戦する。
同チームは川崎ＢＴのユースチームで今年４月に発足。現在、中学１年生８人、小学６年生４人、小学５年生１人のセレクションに合格した13人が所属する。６人が川崎市内の選手だ。４月に一度顔合わせのミーティングをしてすぐに新型コロナウイルス感染症の影響で活動自粛。トップチームのガイドラインにあわせ、６月に個人練習を再開し、７月から本格的な練習が始まったばかりだ。大会が開かれることで選手たちのモチベーションも上がっている。
チームを率いるのは岩崎淳（まこと）ヘッドコーチ＝人物風土記で紹介。「可能性をたくさん秘めた子たちが集まってくれた。伸びしろのある子どもを見るのは楽しみ。試行錯誤しながら指導している」と選手たちのこれからに期待を寄せる。
主将の野口あかりさん(13・渡田中１年)は「まだチームは一つになりきれていない。声をしっかり出してみんなをまとめたい。勝つことも目標だが、試合を通して来年、再来年に繋がる課題を見つけたい」と意気込みを語る。
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