市政報告 65歳以上のインフル予防接種無料に 川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議団 林としお
新型コロナウイルスの収束が見通せない中、これからの時期は季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されています。インフルエンザワクチン接種は、世界保健機構(WHO)や日本感染症学会からも強く奨励されています。
現在開会中の代表質問でみらい川崎市議団は、医療機関への負担や混乱を軽減するためにも、重症化リスクの高い高齢者のインフルエンザ予防接種の自己負担分の助成拡大を要望しました。
その結果、65歳以上(もしくは60〜65歳未満で【1】心臓、腎臓、呼吸器の機能障害のある人【2】HIVによる免疫機能障害のある人)の自己負担分2300円が助成されることとなりました。助成は神奈川県が行います。市によると対象者は約30万人で、これまでの接種率は約40%でしたが、70%まで引き上げるとしています。実施時期は10月1日から12月31日の間の1回で、市が指定した市内約600の医療機関で接種が受けられます。
PCR検査拡充へ
PCR検査につなぐには「帰国者・接触者相談センター」窓口の活用、市医師会が委託実施する「集合検査場」での検査、感染管理がなされたクリニックの検体検査の3つの方法があります。市によると、1日あたりのPCRの最大検査実施数は8月末までの実績値として健康安全研究所と民間検査機関をあわせて約600件といいます。今回の補正予算では健康安全研究所に検査機器を1台増加。1日約50件の検査増加が対応可能となります。
PCR検査については、「検査を希望しても受けられない」との市民からの声もあります。また、「帰国者・接触者相談センター」の窓口対応についても改善が求められ、議会では丁寧な対応を要望しました。
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